2001年12月 アメリカ、ニューヨーク 前半編 NYでのオープンクラス受講 by mari

サイト運営者である私のNYでのオープンクラス受講日記(2002/12/8〜2002/12/15)を前半と後半に分けて書きます。
今回は前回の続きで後半編です☆

目次

12月8日(土)NYへのプチバレエ留学 初日!

1)Peridance 13:30〜 AdvBeg 代講の先生

バーレッスン45分、センター45分。初レッスンで、バーでは緊張し肩に力が入る。
「もっと肩の力を抜いてと注意を受ける」
「No judgementなんだから、鏡のほうから、ライトを浴びるようにやりなさい」
「もっと楽しそうに、もっと笑って、もっと楽しんで!」と、 生徒を笑わせてみたりと凄く楽しく練習する事に重点をおいていました。

2)BDC 16:00〜 AdvBeg PeterSchabel先生

凄い人の多さです。レッスン室には、50人ぐらいの生徒がいる。しかも、そのうち10人ぐらい日本人!
レッスンは、早いテンポでどんどん進んでいく。先生は一人一人に注意をするというよりは、全員に向かって言っています。
センターに入ってからは、私の苦手な移動が多かった。
初心者と思われる人やおばあちゃんとかも一生懸命頑張ってついていこうとしている。
それなのに、体が全然動かない自分がいる、振り憶えが異常に遅いとか、言い訳なんて言ってられないなーと反省。
そこで、だまって見ていると、自分の順番はどんどんぬかされるし、何度もやっている人は本当に何回も、やっている。
スタジオが広いから、だいたい、4〜6人ぐらいで、右から左へ移動しているし、ここで、諦めたら一生自分の番はまわって来ないと必死に見ながらついていこうと思った。
このクラスはお年よりも結構います、びっくりします、もちろんセンターもやってます。。
決して若い頃はダンサーだったと言う感じではなく、日本でいう社交ダンスと同じような感じなのですね。
このクラスのレッスンピアニストは素敵にアレンジされたクリスマス特集を弾いていた。軽快に体が動く感じでした。

PeterSchabel recived his training from the HarknessSchool and the School of AmericanBallet
He performed with such companies as the LosAngelesBallet,BejartBallet of XXth Century,
the BostonRepertory Ballet and the RoyalWinnipeg Ballet

12月9日(日)

1)Peridance 13:00〜 AdvBeg BENICHOU先生

今日は、私の誕生日(日本だと)。ここずっと、毎年イベント事は常にレッスン。今年はNY、記念すべき日。
本日もまた、男の結構若い感じの先生。生徒が7人ぐらい。日本人の年配の女性がいました。
凄く上手、日本では先生なのかな。昨日も今日もたぶん日本では先生なのではないかと感じられる貫禄のある方を見かけました。
丁寧で、とても綺麗です。海外で練習しているのでしょうか。
昨日今日と日本人をみていて思ったのですが、皆さんアメリカ人より上手。
周りは趣味でやっている人が多いですし。
たぶん、ダンス留学しているのかな。
アメリカ人は豪快で、手足が長くて綺麗、日本人は、ステップとか、音のとり方とかは流れがあり、見ていると凄く気持ちがいい。
レッスン・・・アラベスク、シャッセ、ピルエット、シャッセ、ピルエット、ステュニュ、シェネ。
ステュニュのあたりで、必ず崩れるので、「Homework!!」と言われました。

2)Peridance 14:30〜 AdvBeg BADOLATO先生

前の中級クラスを見学したのですが、ピルエットとか、腕を抱え込みながら、 回って、そのまま下に、方膝をつけて、ポーズをとって・・・というような、何か振り?と思える練習をセンターでしていました。
ちょっと小太りというか、太った先生。生徒の表情を見ていると、ちょっとしらけてる感じの雰囲気。
それでも、センターでやってみると、憶えて動けるのは、数名。そうか、難しいのか・・・普通じゃないし・・・
私が出たAdvBegの生徒は5人のみ。
バーで、「体を上に引き上げるのは大事で、努力しているようだけど、 そのせいで、胸が開き気味だから、BackBalanceになりがちだ」と注意を受けました。
「下腹部を触られて、ここに力をまずいれて上にひきあげなさい。巻き込むように、みぞおちぐらいまであげたら、 そこから上は、もっと力を抜いて、背中を丸めるぐらいで上半身を使いなさい。」との注意を、体を触られながら教えてもら ったのでとてもわかりやすかったです。
フラッペの練習の時に太ももをもたれ、「ここは固定して、足はイン、アウトではなく、インインインインって思って動かしなさい」 「わかりやすいように、時々自分の太ももを持って自分で確認しながらやるように」との注意を受けました。
センター・・・まず、右にバランセ、シュス、パドブレ、前タンデュ、パッセで45度回るの繰り返しから。
「プリエが良くない」と注意を受ける。「ankle、knee、hipでゆっくり全部を使う事」
この先生は、今までの中で、もっともよく教えてくれた先生でした。人数が少なかったせいもあるのか、非常に丁寧でした。
帰りにお礼を言った時に「nextweek」言われましたので、来週はもう帰国するので、また来ます!とお礼を述べました。
是非またレッスン参加したいですね(^^)

A working choreographer for thirty years ,Bil is curently teaching adult beginners at New York University and also teaches and coaches ballet for professional stydents at Conservatories Universities,Coleges

12月10日(月)

1)dance space 10:30〜 Basic Martha Chapman先生

女性の先生。生徒は10人ぐらい。最初から速い動きのものが多い。特に組み合わせてはいないが、とにかく、回数をこなす。
なんだか、バーなのに最初からいい加減な感じの動き(早くて確認する暇がない)になっている事が自分で嫌になった。
バーのポールドブラで、「指先を見ながら動かしていないから、目でおうように」と注意を受ける。
パッセの時はふくろはぎを思いっきりおされる。バックバランスで立っていたのを直され、体の押さえがきかず、回転する。 呼吸を凄く大事にしていた。バーの間中「ハ〜〜〜」「ハ〜〜〜」と、呼吸するタイミングを音を出して教えてくれました。
それでも、呼吸が苦しくなるので、やはり私は呼吸の仕方をもっと考えなければなりません。
「quiet,soft、音を立てないように静かにやりなさい」と、センターでは常に注意をしていました。

Marthas teaching philosophy emphasizes connecting the thought patterns that faciliate physical movement with placement of the body.Through the use of images and body awareness,the mind lerns to control the placement of the bones, connecting this with the engagement or relaxation of different muscle groups.

2)Peridance 19:00〜 Int GIADA FERRONE 先生

Basicでお金を支払い、レッスン室へ。女の先生だ?あれ?
今日は、男の先生のはず・・・。あ〜きっと代講なんだろう 。教室は40人ぐらい。きっといい先生なんだろうな。
せっかくだしと、センターの真中のバーに入る。
レッスンが始まると、先生が名前を聞きに来てくれたので、皆常連なんだと思った。でも代講なのに??
最初のプリエのポジション確認から、偉く難しい。なんだこりゃ!?Basicか!? 日本で、色々受けた事あるけど、今までの中で最も難しいバーレッスン!?といった感じ。 先生によって違うとは聞いていたけれど・・・Basicなのに・・・
バーで、向きを何度も変えたり、手の動き、脚の動きが細かく入る、 ピルエットもする、なんとか、右で憶えて、左でなんとかやってみる。
私の目の前に、元気のいいかっこいいおばあちゃんがいる!しかも笑顔をたやさない!うぅ〜負けてる(ーー;
先生がお腹の底から「アーーーーーラッラ!」「ヤーーーパッパッ!!」と大きな声を出す。
低い声で、凄くかっこいい、それで、その声に乗って、声が頂点に達する時に、一番伸びる感じがする。
その声のリズムで力の入れるタイミングと、抜くタイミング、その声をきいていると自然に体が動く、よくわかる!わかりやすい!
このタイミングで力をいれて、ここで抜けばいいのかってほんと体で実感。
やっぱり、またここでも、胸が開いていると私は注意をうける。
たいてい、私の側に来て軽く手を前に引くので、あ、胸の開き!とすぐわかる、直すと微笑んで先生が去っていく。
途中で生徒が一人多いと受付がいいにくる。出席をとるが、私の名前は呼ばれる、違うようだ。
バットマンも足を前へあげておろして、ルルベで一度足を打つ、横、後ろも同じ、なんかわけわかんないのが他にも組み合わさる。
センター・・・前タンデュ、パッセ、アラセゴンド、アラベスクまで足を回し、ピルエッと、そのまま、前後ろに、ソーテして、バランセ、ピルエットだったかな・・・。
第2アラベスク、パッセそのままるるべにたって足を前に下ろす、シュス、前、横アラセゴンド、ポイント、後ろにアラベスク、 ポイント、そのままアラベスクでルルベ、前に降ろして、ピケ、グリッサード、4番、前から、上半身をまわしてポーズ。
ジャンプしながら、アンデオール、シングル、ダブル、次ぎはカブリオール、ソーテ、バランセで回って、 バランセバランセ、ジュッテジャンプ2回だったかな・・・。
これもまた、また、うげっって感じでした。本当にこれはBasicか!?Basicか!!!と思いつつ、レッスン後に確認する。
申し込んだ先生は隣のスタジオだった!きゃ~~~あれは私のことだったんだ(汗)。
私が受けていたのはなんと中級!同じ名前が二人いたらしい
でも、受けるつもりがなかったので、不慮の事故で、経験できて楽しかったです。
ちなみに、初心者みたいな人も半分くらいいたので、皆さん出来る出来ない気にせず、チャレンジしてました。
偶然のおかげでやれば出来る、頑張ってついていこうって思うだけで、少しは変われる気がしました。

Giada has 20 years of training in Ballet,Pointe,Pas De Deux,Character and Modern Dance.Some of her most influetial teachers are Marga Nativo,IgalPerry,LarrioEkson,GracielaKozak and Alan Danielson. Gida has performed extensively since 1988 throughout Europe,Mexico and the U.S. She has been a menmber of dances by Alan Danielson,Elizabeth Higgins・・・・
Giadas classes incorporate her Vaganova and Cecchetti training with a more modern approach to classical ballet.・・・

12月12日(水)

1)dance space 10:30〜 Basic Martha Chapman先生

本日で2回目のチャップマン先生。名前を覚えていてくれました、わ~~い。
私は、チャップマン先生のレッスンって非常に意表をつくものが多いきがする。
いつもはここでこうなるっていうのがことごとく裏切られる感じです。動きの癖を断ち切られる感じ。。
それは、前回の時に、体で実感していたので、今日は全て無意識でやる事に徹しました。
なので、バーはこの間よりは少しよくなったような気がしました。
バーで、ルルベのアラセゴンドからプリエとかクッペでプリエに何度もおりるのとか、きつかった~。
今日は、バーで片足のルルベから、プリエへの流れが多くちょっとしんどかった。
センターでは、アダージオ、ピルエット等そんなに移動が入らないから、まあ、ぼちぼちついていく。
それで、やっぱりひっかかったのが移動もの、マネージとか超ダメ。
側にいた数名に、順番がわからないから先に行って欲しいといわれたが私もわからない(苦)
それなのに、皆ずるい!、私の後ろから前に行ってくれない、どうした、私が見てきたアメリカ人と今日は違うぞ!
そんなんで、仕方ないのでやってみると、やっぱりひっかかった。。
右、左、右に3回ソーテしたらパドブレしなきゃならないのだが、既に方向感覚を失っていた。
足右前だっけ左前だっけ・・・その後のグリッサード、パディシャ、グリッサード、ジュッテの方は憶えてるんだが・・・
先生がこわ〜〜〜い目で、私に訴えている。。。だって、うぅぅ~~~
ちゃんと勉強してきます。

Marthas teaching philosophy emphasizes connecting the thought patterns that faciliate physical movement with placement of the body.Through the use of images and body awareness,the mind lerns to control the placement of the bones, connecting this with the engagement or relaxation of different muscle groups.

2)BDC 15:00〜 Basic HOCHMAN 先生

基本をやりたくて、Basicを受講する事にした。
生徒は30人ぐらい、そのうち、男性が3割ぐらいのクラス。ころがりそうな感じのふっくらした先生で声がよく通る方です。
バーレッスンでは、重芯がうまくひきあげられなかったり、雑だったりすると、ピアノを止めて、最初からやり直しをさせる。
バーをもってのジュッテ、ソーテ、真上に上がっていない、左右に揺れていると、3回同じ事を繰り返す。
私の目の前の黒人男性が、最初はこれは左右に飛ぶものというぐらいの勢いで左右に移動していたが、 最終的には1箇所で上に飛ぶ事を憶えていた。やはり何度もやる事は大切だなと思った。
センターでは、初心者が多かった為、センターの真中で踊っていいと先生が手招きをしてくれた♪
センターでは横に8人ぐらい、縦に3列。。 センターでは、バランセ、バランセ、トンベ、パドブレをずっと左右繰り返すとか、
グリッサード、アッサンブレ、パディシャ、パディシャを左右繰り返すとか、そういう感じの構成だった。
これが、実は大変!!この先生は美しくないと必ず音をとめてやり直しをさせる。
後は、横のラインも重視する。一人で勝手にずれる事ももちろん許されない。これも音をとめられる。
コールドのようにぴたっと横とあうまで、何度も同じ事を。。たぶん4回はやっただろう。。。
それで、ある程度よしとしてもらえると、後ろの列の人と場所を交換する。
もちろん、後ろで待っていていいわけではなく、後ろでまた同じ事をやるのである。
ピルエットが入らない以外は、ラインを揃えるとか、優雅なアームスとか、BASICとはいえ難しかった。
先生は、適当な名前をつけるのが好きなのか、黒人の女の子をサンタドミンゴと呼んでいた。
先生のお気に入りらしく私は「ピレーネ」だった。
そして、レッスンの最後に、サンタドミンゴちゃんがよばれる。
ん?何?カチューシャだ!そうすると、先生はカチューシャに合わせて手拍子をとりながら、ステップを踏み始めた。コサックダンス?
周りを見ると、皆、カチューシャのリズムにのって、ステップを踏んで手を叩いている!
さっきまで、足が絡まっていた、男性人が水を得た魚のようにステップを踏んでいる。
そして、逆に私の足は絡まりだした^^; この先生は、私の中では、コサック先生と名づけられた。

HOCHMAN received his professional education at the NationalBallet School in Warsaw,Poland under Prof.His career as a perfoming artist and choreographer continued internationally.in Paris ,Dariusz was engaged to perform with Leonide Massines Ballet company and danced solo parts in the filmed productions of LeBeau Danube and Boutique Fantasque.in the US he perfomed with the Metropolitan Opera.He was a guest teacher for the Harkness School for Ballet Arts, Pennsylvania Ballet Company,AlvinAileysAmericanDanceCenter

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海外の大人向けバレエクラス体験談

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