2008年12月 オペラ・バスティーユでベジャールのオマージュ (Hommage à Maurice Béjart )を鑑賞

2008年12月9日(9 décembre 2008 à 19h30)

パリ・オペラ座へベジャールのオマージュの初日の公演を観に行ってきました。
劇場は新しいモダンなバスチーユの方です。


初日という事もあり、着飾った関係者や来賓や政治家かと思わしきが多く、劇場は凄く華やかでした。
そして、この日は初日という事でサプライズがあり、2作品が追加され、
ジルロマンのアダージェットと、ルグリとイレールのさすらう若者の歌を観る事が出来ました。

この日の配役と作品は以下の通り。



1.Serait-ce la mort ?(これが死か)28分

幻想的で綺麗だな~と思っているうちに終わってしまいました。
残念ながらニコラルリッシュにもドロテにも惹かれるところなく、夢の様でした・・・。

2.Adagietto(アダージェット)15分
初めて、ジルロマンを生で見ました。
ここに生きていない感じのイメージを持ちました。
正直なところ、よくわからなかった・・・・・。

3.Le chant du compagnon errant(さすらう若者の歌)20分
一緒に行った友達から、
「先日、日本に来たイレールを見たんだけど、可愛そうなぐらい踊れていなかった、もう彼も終わりかな」
という事を事前に聞いていたので、ルグリにだけ期待を寄せていました。

ところが、舞台が始まってみたら、あれ~??イレール踊れるじゃん!というのが率直な感想。
イレールの柔らかい柔軟性のある動きに目が彼のあとばかりを追っていました。
私は、ルグリよりイレールの動きの方が品があり美しくて好きだな~と思いながら見ていました。
比較してルグリは体にちょっと硬さがあった様な気がします、
ジャンプした後に微妙にひっかかる感じが何度かありました。
着地のプリエもちょっと柔軟性にかける感じに見えます。

終わった後に友達が、
「日本はイレールになめられている(怒)!きっちり準備してる」と怒っていました。
ああ、やっぱり、ここは本拠地ですものね。。。

4.L’Oiseau de feu(火の鳥)
本日の私の一番の収穫はここです。
LES PARTSANSに出ていた、スジェのアリス・ルナヴァン(Alice Renavand)に一目惚れです。
Youtubeで、初めてマリンスキーのオブラスツォーワを観た時と同じ様にワクワクと興奮しました。
他の2人のスジェと比較すると、明らかに彼女の方が上手でした。
音が完璧にはまっていて、とてもエネルギッシュで、乱れる事なくきっちりと踊っていました。
彼女を見つけてから、作品うんぬんよりアリスの踊りばかりを目でおっていました。

5.Le Sacre du printemps(春の祭典)
火の鳥でみつけた、アリス・ルナヴァン(Alice Renavand)がコールドとして出ていたので、オペラグラスで探しながらコールドを追っていたら終わってしまいました(苦笑)

日本に帰ってきてから、Alice Renavandを調べたところ、
(パリにいる時は顔と名前が一致していませんでしたが、戻ってきてから画像検索をして一致させました)
彼女は、今年のAROP賞の受賞者という事でした。
この賞はその年のパリオペラ座バレエの優秀なコールドのダンサーに与えられる賞なのだそうです。

コールド踊ってるなんてもったいないなーと思っていたので、
今後に期待して応援していきたいなと思います^^

海外のバレエ鑑賞体験談