ロシアのモスクワで開催されるモスクワ国際バレエコンクール(Moscow International Ballet Competition)は、もっとも古い歴史を誇る権威あるコンクールで1969年からモスクワで4年に1度開催されているコンクール。
主催はロシア文化省、プロの参加も認められているコンクールで、18歳未満のジュニア部門 、26歳までのシニア部門、振付部門 (年齢制限なし)の3種類があります。
ジュニアは14-18歳、シニアは19-26歳
1次はビデオ審査で、近年日本からは毎回10名前後が参加。
出場はソロでもペアでも可能で、最終的な評価は個人としてなされます。
このモスクワ国際バレエコンクールはバレエ界でも世界で名の知れた著名なダンサー、振付家が審査を行っています。
マリーナ・セミョーノワ、マヤプリセツカヤ、ウラジーミル ・ ワシーリエフ、クロードベッシー、アリシア ・ アロンソ 、フリオ ・ ボッカ など。
このコンクールのグランプリはこれまでナジェーダ ・ パヴロワ、イレクムハメドフ、アンドレイ ・ バターロフ、デニス ・ マトヴィエンコの4名ののダンサーにのみ授与されています。
第13回のコンクールと振付家のコンテストは2017年6月10日から6月20日までロシアのモスクワにあるボリショイ劇場で開催されました。
日本人受賞者
2017年(第13回):大川航矢(25 男性シニア部門デュエット1位)、寺田翠(24 女性シニア部門デュエット3位)、千野円句(18 男性ジュニア部門ソロ1位)
2013年(第12回):畑戸利江子(15 ジュニア部門デュエット3位)
2009年(第11回):奥村康祐(シニア部門ソロ 銀賞)
2001年(第9回):倉永美沙(ジュニア部門ソロ 金賞)
1993年(第7回):岩田守弘(23歳 シニア部門ソロ 金賞)、岩田唯起子(銀賞)、朝枝めぐみ(銀賞)
1989年(第6回):久保紘一(16歳 金賞)
1985年(第5回):森本由布子(銀賞)
1981年(第4回):下村由理恵(銀賞)
1977年(第3回):越智久美子(銅賞)
1969年(第1回):深川秀夫(銀賞)
動画
2017年のコンクールで金賞を受賞した大川さんと寺田さんの第2ラウンド
1973年のコンクールでナジェーダパブロワがグランプリを獲得した時の映像
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