2013年のバレエニュース|ロシア芸術監督、ローザンヌ決勝進出、他

・ガリーナ・ステパネンコがボリショイ・バレエ芸術監督代行
・2013年第41回ローザンヌ国際バレエコンクール決勝進出
・ローザンヌ国際バレエコンクール 石川県の高校生山本さんが3位入賞
・3位入賞の山本さん ロイヤルバレエ団へ
・バレエダンサー小林十市さんが仏移住
・寺田宜弘さん ウクライナのバレエ校芸術監督に就任
・ジバンシィのリカルド・ティッシが手がける、初のパリ国立オペラ座のコスチューム・デザインを公開
・米最高峰アメリカン・バレエ・シアターの正団員に 小川華歩さん
・マリインスキー・バレエに日本人初の正式団員、石井久美子さん

目次

2013年のロシア

ガリーナ・ステパネンコがボリショイ・バレエ芸術監督代行 : ロシアNOW

代行ですが、ボリショイ劇場の歴史史上初の女性芸術監督です。

ボリショイ・バレエ団の総会で、ウラジーミル・メジンスキー文化相、ボリショイ劇場総裁アナトリー・イクサノフ氏、同劇場保護評議会議長アレクサンドル・ブドベルグ氏は、バレエ団のセルゲイ・フィーリン芸術監督が治療・リハビリを受けている期間、ロシア人民芸術家のガリーナ・ステパネンコがその職務代行に就くことを発表した。2013年1月25日

寺田宜弘さん ウクライナのバレエ校芸術監督に就任

11歳で当時のソ連ウクライナ共和国(現ウクライナ)に渡り、四半世紀。
昨秋、母校の国立キエフ・バレエ学校で芸術監督に就任した。
外国人がソビエト・バレエの流れをくむ名門校の幹部に就くことへの反発は小さくなかった。
それでも「時代に取り残されている学校を変えたい」と訴え、賛同を勝ち取った。
引用:毎日JP

マリインスキー・バレエに日本人初の正式団員に、石井久美子さん

2011年栃木県で行なわれた「ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー 留学生オーディション」に合格し9月からワガノワ・バレエ・アカデミーに入学。2011年9月から2013年6月までの2年間留学。
名バレエリーナを多く育てるリュドミラ・コワリョーワ(ディアナ・ヴィシニョーワを育てた名教師)に師事。

2013年のスイス

2013年の第41回ローザンヌ国際バレエコンクール・ローザンヌ決勝進出

【開催日】 2013年1月27日~2月2日
【会場】 Theatre de Beaulieu (ボーリュ劇場)

ローザンヌ2013日本人出場14名!し、決勝戦進出の20名のうち日本人5名が決選進出となりました。
ファイナル出場は男子14人女子6人と男性が飛躍しました。
決選進出者は、フォーガッティーみこさん(15)、 柳沢 郁帆 ( かほ ) さん(15)、アクリ 士門 ( しもん ) さん(16)、 吉田 合々香 ( ねねか ) さん(18)、山本雅也さんさん(18)。 ミコさんは先日話題となったファースト・ポジションに出演されていました。日本人とイギリス人のハーフですが、今回はスイス国籍で出場されていたそうです。

ローザンヌ国際バレエコンクール 石川県の高校生山本さんが3位入賞

決勝:2013年2月2日
2013優勝はブラジルのシルヴァ・アドホニー(Adhonay Silva)君(観客賞も同時に受賞)、石川県能美市の「横倉明子バレエ教室」に通う高校生山本雅也(18)さんが古典のバヤデールを高く評価され3位入賞しました。
山本さんは4歳の時に3歳上の兄が通うスタジオでバレエを始め、中学卒業後に1年間オーストラリアへバレエ留学、将来はマニュエル・ルグリのように古典もモダンも両方踊れるダンサーを目指したいそう。

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▽決勝、山本雅也君が3位入賞

審査員を務めた熊川哲也さんも「将来大いに期待できる。ちょっとがんばれば1位にも2位にもなれた才能だ」と、コメントした。今まで1週間スタジオで踊るのを見てきたが、むしろステージに上ってから輝いてきたという。「素直で清潔感溢れる踊り。また集中力もあった。このまま伸びて行けばいい。方向性は間違っていない。また足先やラインがきれいなので、ヨーロッパで踊るのに向いている」と、高く評価した。
引用:Swiss info

若手バレエダンサーの登竜門として知られるスイスの「ローザンヌ国際バレエコンクール」で3位に入賞した石川県の高校生、山本雅也さんが、この秋、イギリスの名門「ロイヤルバレエ団」に研修生として入団することになりました。
石川県能美市の高校2年生の山本雅也さんは、先月、スイスで開かれた若手バレエダンサーの大会「ローザンヌ国際バレエコンクール」で3位に入賞しました。
このコンクールで、山本さんは海外のバレエ団に研修生として入団できる「プロ研修賞」を受賞し、祖母の美恵子さんによりますと、山本さんがイギリスの「ロイヤルバレエ団」への入団を希望したところ、今月14日、コンクールの事務局から入団が内定したと連絡があったということです。
引用:NHK NEWS WEB

国際バレエコンクールでは教え子が常に上位独占
~中略~
「奇跡的な力をつけてくれる指導者」として名前が挙がる日本人女性がいる。チューリヒに住むロッシ池上理恵子だ。
 ロッシ池上の噂はバレエ界だけではなく、フィギュアスケート界にも広まっている。ヨーロッパの超一流フィギュアスケート選手たちも、ぜひ指導してほしいと依頼してくるほどだ。
~中略~
「何となくきれいに見せても、人を感動させることはできません。意識できない体中の細胞を意識するようにして、少しずつ少しずつ、いくつもの小さなねじを締めるような感覚で体を整えていくのです。それが、その人が持つ最高の美しさにつながっていきます」
引用:バレエ指導の魔術師、ロッシ池上理恵子:JP Press

▽ローザンヌ2013年の動画

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2013年のフランス

バレエダンサー小林十市さんがフランスに移住

1989(平成元)年にベジャール・バレエ・ローザンヌに入団し、ソリストとして活躍されていた小林十一さんが脊椎(せきつい)の故障のため、2003(平成15)年にバレエ団を退団。それ以後は俳優・指導者として活躍されておりましたが、家族と暮らす為にフランスへ移住されました。

5代目柳家小さんの孫でバレエダンサーで俳優の小林十市(44)が28、29日上演のダンスアクト「ハムレット・パレード ラスト・ダンス」(東京・新宿BLAZE)を最後にフランスに移住する。20代から世界的振付家モーリス・ベジャール氏率いる「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」で活躍したが、腰を痛めて03年に帰国。俳優として舞台「エリザベス・レックス」やドラマ「プリマダム」に出演したが、04年に結婚したフランス人の妻と娘が南フランスに住み、別居が続いたことから「娘のため一緒に住みたい」と決意。
引用:日刊スポーツ

ジバンシィのリカルド・ティッシが手がける、初のパリ国立オペラ座のコスチューム・デザインを公開

ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)のクリエイティブ・ディレクターであるリカルド・ティッシが、パリ国立オペラ座のガルニエ宮のアトリエとオペラ・コスチュームのデザインした。リカルド・ティッシにとって、初めて手がけるバレエ・コスチュームのソロ・プロジェクトとなった。
熟練された職人技術とのコラボレーションは、オートクチュールを制作していくのと似ているという。オペラ座バレエ団芸術監督のブリジット・ルフェーブルからコスチューム制作を依頼されたことがきっかけで、今回のプロジェクトが実現した。
「バレエ衣装をデザインすることは、デザイナーとしてのひとつの夢です。
過去に大きな舞台やオペラ衣装を依頼されたことが何度もありましたが、ずっと決心がつきませんでした。ところが、この依頼が来たとき多くの理由で『yes』というべき時であると感じました。
引用:ファッションプレス

2013年のアメリカ

米最高峰アメリカン・バレエ・シアターの正団員に 小川華歩さん

三重県四日市市出身。
3歳でバレエを始め、2010年、世界最大のバレエ・コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」のニューヨーク決戦で銀メダルを獲得。
年間スカラーシップを得て15歳でABTに付属するジャクリン・ケネディ・オナシス・スクール(JKO)に留学。
JKOは17歳から留学出来ることになっているのに15歳で留学となる特別奨学生だった。

入団は2013年の4月に決定。
バレエ団のディレクター、ケヴィン・マッケンジーのオフィスに呼ばれ、
「とてもよく頑張っている、振り覚えも早いし、成長が見える。カンパニーに入って欲しいと思っている。」と。

『バレエ・ガールズ』シーズン1で打ち切りが決定!

一流のダンサーになるという夢に破れた主人公が、ダンサーの卵たちとの交流を通して再生していくバレリーナ・ドラメディ『バレエ・ガールズ~パラダイスへようこそ~』。米ABC Familyは、アメリカで2月に放送したシーズン1のファイナル・エピソードを最後に、本作を終了することを決定した。バレエファンからは期待されたドラマだったけど米ドラマ界の生き残り競争の厳しさがあらわれた結果。

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