2001年12月 アメリカ、ニューヨーク 後半編 NYでのオープンクラス受講 by mari

サイト運営者である私のNYでのオープンクラス受講日記(2002/12/8〜2002/12/15)を前半と後半に分けて書いています。
前半はこちらからご覧ください。

目次

12月13日(木)

Peridance Atwood先生

今日は朝起きたら、筋肉痛のピークを迎えているのか体中が物凄く痛い。足を少し動かすのも辛い。
さてどうしようか・・・と思いつつも、せっかくNYまで来ているし、ビギナークラスでゆっくり動こうかなと思い家を出る。
Stepsは今日が初めて。レッスン代を2クラス分支払い更衣室へ。ANNEX?のスタジオらしいが、この階にない。
うろうろ探していてよくわからないので、スタッフを見つけて聞くと、下の階だった。レッスンはもう始まっているだろう・・・。
非常階段のような階段を使い下に移動する。始めにみたスタジオにはおじいちゃんおばあちゃんと老人クラスのよう、ここは違うだろうと他に探す、 がない。よくみると、私が探していたスタジオはそこだった。
教室に入ると、幸いバーが始まったばかりだった。先生はたぶん70歳ぐらいだろうか・・・生徒の平均年齢もそれぐらい・・・
20人ぐらいの生徒、子供の頃やっていたのかなと見ていると、どうやらそうでもなさそう。
それにしても結構普通にバーレッスンをしている。先生の注意もどこでも聞かれるような感じのもの。
私は、筋肉痛が少しでも解消されればと思うけれども、やはり、何をしても凄く痛い痛い。お金を無駄に使っている気がしてきた。
そんな事を思って、自分の気持ちが嫌な気分にどんどん流れていっている。これはなんとかしなきゃと、周りの頑張りに目をむける。
周りは、朝から優雅にバレエと思うけれども、所がジャンプもピルエットも普通にやる。
ピルエットは4分の1づつまわるのから入るがそれでも、最後には、シングルダブルと練習する、恐るべし。
最後はアレグロで、右、左、4番ジャンプでクッペでおりるのをやる。まあ、いわゆるけんけんぱですね。
皆様年を感じさせないぐらい、頑張って動いてました。私はというと、筋肉痛でなさけなかったです。

Steps 11:30〜 Adv.Beg Hillen先生

長いブロンドに、長い手足、背が高く目が人形のようにパチパチしている先生。ちょっと気になるのはお腹かな~。
バーは柔軟を大事にしたものが多く組み込まれている。体中が筋肉痛で少し動かすと激痛が走るので、柔軟が多いのはありがたい。
気持ちが少し楽になる。。隅におばあちゃんがいる。おばあちゃんはもくもくと自分のペースで、体を動かす。
時々先生が、ニコニコと話し掛けにいくのであるが、とても嬉しそうにしています。
凄く、たのしげな先生で、よーく笑って、よーく喋っていました。
センターでは、まず歩く練習から。歩いて前進して、後ろにカンブレ、アラベスク、プリエ、パッセ、パドブレ、アラセゴンド、 シュスで逆を向いて、同じ事を続けます。
このレッスン終了後、他のクラスを見学していて、丁度INTクラスで、この先生をみかけたので、入り口で見学をする事に♪
丁度先生が前の方にいて、年配の女性の先生の教えを受けている。ポワントで練習しているのだが、 中々安定しないようで大変そう。ぐらぐらいしているし、ちょっとお腹のあたりが重たそう。
でも、一生懸命にレッスンを受けている姿を見て嬉しくなる。
日本で私が受けるクラスでは先生が生徒が見ている前でニコニコと練習する姿を見るってなかなか観れるものじゃない。
しかしなんとも嬉しいものですね、先生も練習してる姿を見るって、上手くて先生をやっていて、現役は引退したのであろうけどレッスンをきちんとしていらっしゃってステキ。
途中で、先生が私に気がついて手を振ってくれました、きゃ♪

Peridance 18:45〜 Adv.Beg GIADA FERRONE先生

朝から筋肉痛が~と苦しいにも関わらず3クラス目。
せっかくNYまで来てるし、もったいないからたくさん受けたいと思って結局3クラス目。笑
この先生は入るべきスタジオを間違って偶然で受けてとてもよかった先生。
今日は、壁側の真中のバーにする。やっぱりバーでは肩があがっている、胸がひらいていると注意を受ける。
前、後、横のパターンがほとんど,体が上にあがる感じというのがよくわかる.
前回と同じ、「ヤーーーーパッパッ、ヤーーーーパッパッ!!」 「ンーーーーパッパッ、ンーーーーパッパッ!!」のかけ声。
ちょっと風邪気味なのかな、鼻に声がかかっているがそれもまた素敵なんですね〜
しかし、この先生の声のリズムにのると、本当に体がよく上にあがります、軽くなる感じがするんです。
自分で上手く刻めないリズムをその声で助けてもらえるからでしょうか、生徒が多く人気があるのもよくわかりますね。。
アダージオ等、長くて、全く頭に残りませんでした(ーー;
そして、ここでも後ろのうばいあい、というか、もうどうぞどうぞと手を出すんですけど、後ろ2列で後ろのとりあいでした。
ここでも、有りがたい?のか、「振りを憶えていないから場所を変わって」と頼まれた。
ビシッと踊れるものなら(いや振りを覚えていたら)、「わかりました私が前に行きましょう」 とかっこ良く言える(英語が喋れたら)ものだが、結局全く無理無理・・・。大体いつも振覚えが悪くてまわり振回してるし。
なので、ジェスチャーで丁重に?お断りをしてみる。。
まあ、結局の所一番前の日本人の方々をみて皆様踊られていたようです、はい、私もです。

12月14日(金)

BDC 15:00〜 Basic HOCHMAN 先生

コサックの先生、2回目。。
今日も相変わらず、出来ないと何度も同じ事を繰り返す練習で、厳しい。 でもこういう練習好き、何度も手の位置や顔のつけ方が完璧になるまで繰り返す。
大体のバレエって、マニュアルおったように、アダージオ、ピルエット、ジャンプとかってなるけど、そんな事より、 今目の前の壁をこえよ!と言われているようで、本当に私はこういうのが好きだし、そうしなければと思うレッスン構成。
センターのピルエットで、パッセ4番ピルエット、4番におりて直ぐにまたピルエット、右左交互に2回、 というのを、計6セット。
途中で列が変わった時、目の前の黒人男性が、真剣な眼差しでピルエットをしているのを鏡ごしでみて、なんとなくピルエット回数勝負を、挑んでみる事にしてみた。
そんなんで力を入れすぎて、途中で、疲れて、立てなくなった時「るるべじゃない!」と叱られる。
う~~~~情けない(涙)
シャッセ、パディシャ、パディシャも手の開き方が汚いと4セットぐらいやる。もちろん、右左、右左を4セット
足は早くとも、手はゆっくり開いて、優雅に!つられて、早くぐちゃぐちゃになると怒られる。
そして、最後は、やっぱり、カチューシャリズムで、レッスンをしめる。
今日は、レッスン中にレッスンピアニストが間違った時に、「シトータコイエ!」と先生が叫んでいた。
レッスンピアニストは、ロシア人なんだろう、でも、先生も^^?うむ、謎が増えた。

HOCHMAN received his professional education at the NationalBallet School in Warsaw,Poland under Prof.His career as a perfoming artist and choreographer continued internationally.in Paris ,Dariusz was engaged to perform with Leonide Massines Ballet company and danced solo parts in the filmed productions of LeBeau Danube and Boutique Fantasque.in the US he perfomed with the Metropolitan Opera.He was a guest teacher for the Harkness School for Ballet Arts, Pennsylvania Ballet Company,AlvinAiley’sAmericanDanceCenter・・・

12月15日(土)NY最後のレッスンの日

Peridance 13:30〜 AdvBeg GIADA FERRONE

また、FERONE先生はお休みでした!最後だったのに、、私のNYのオープンクラスナンバー3に入る先生だたの、残念。
そしてまた今回も男の先生です。
ぱっと見は、40ぐらいかな?
今日も最後にまた、私が最大の苦手とする、移動して、スタジオをぐるぐる回るあのマネージが入りました。
ソテ、パッセ、ソテ、パッセ、バランセ、アチチュード、ジャンプってな感じだったような・・・先週は、とても流れを乱すからと参加はしなかった のだが、今週は、ためしにやってみる。。すごーーく広いにも関わらず後ろにおいつかれる。。でも、頑張ってみた。
周りには、やっぱり先週の私と同じように、参加できないこが結構見学をしていた。うしろに迷惑がかかったと思うけどやってよかったです。

BDC 16:15~ AdvBeg SHABEL先生

NYの最後のオープンクラスとなるシャーベル先生です。
この先生も私のNYベスト3です。なんといっても、おそろしくレッスンが早い展開です。
気に入っているのはレッスン構成で、動きが、前、後ろ、横のパターンが多い事です。
しかも、2セット目つまり1回目と2回目はな・ん・と・やる事が微妙に違う!
体重移動の勉強にもなるし、身体の重心がさがらないような気がします。
特に凄く難しいことをやってといわれているわけではないけど、とにかく基本的なものを早く憶えて、1回目と2回目に微妙に違う別の事をやるのが大変!
前向きが終わったら、方向を変える、それまでに、頭に振りをたたきこむ。それで、裏でなんとかやる。 そして、また向きが変わったら、憶えて今度はきちんとやってみるというのを繰り返す。
しかし、恐ろしい事に、レッスンピアニスト、2回目早くなる!
ほんっと、バーで頭こんがらがってしまいました。
この先生もやり方が雑だと、もう1回やり直しをさせるけど、その時また微妙にピアノのテンポが速くなる。
バーで早い動き、しかも単純なものの繰り返しって、体重移動の勉強になるなって身体で実感しました。

最後に、旅行中には、くるみ割り人形(NYCB)、CONTACT、デラグゥアルタを鑑賞しました☆

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